2001年10月26日 信じられるもの |
電車の中で毎日パチンコ雑誌ばかり読むのもなんだし 久々に森毅さん(京都大学名誉教授)の本を持っていった。 受験生だった頃は何冊も読んで 来たるべき大学生活を想像したりしてたものだが 実際に自分が大学生になるってみると 大学生活は想像していたものとは ほど遠いものだった事もあったりして 読んでも感銘を受ける事が少なくなり 最近はさっぱり読まなくなっていた。 ─── くれぐれも言っておきますが 大学生活が想像していたものと違っていたのは 全て不器用な自分のせいです。 本に書かれている事に間違いはないと思うし 今でも森先生の事は尊敬してます ─── 電車の中で読み始めたが、2〜3ページ読んですぐにやめた。 書いてあるのは受験についての事。 もう今の僕にとっては受験のことなんて無縁の どこか遠い世界の事のように思われるし 何より受験生だった頃の自分を思い出すのがつらいんだよね。 何て言うかな、あの頃の僕は自分の事を信じられてて 今みたいな“コンプレックスの固まり”なんかじゃなかったもんな。 周りから何を言われても、自分の信じてるものがあって いかれた長髪姿や黒尽くめのファッションがういてても全然平気だったし 何より自分が大好きだったしね。 それに比べて今は いつからか周りに対してコンプレックスを感じるようにもなったし ただただ流されるままに生きるようになって シオンの「死んでもなりたくなかった奴に生きたまま近づいちまってる」じゃないけど 多分昔の僕なら「あんな奴にはなりたくないよなー」と笑いたくなるような奴に 完全になったような気がする。 別に流されるまま生きてるのは構わないんだけど もう少しはあの頃みたいに自分を信じられるようになったらな・・・と思う。 まあ、「そんな今のあなたも大・好・き!」とでも言ってくれる女の子でもいれば そんな事も考えないんだろうけどね。 |
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